渡久山設計は、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について、建築設計・監理、建築設備・電力設備の設計・監理に関わる業務を中心に、新たに挑戦可能なテーマにおいて、積極的に取り組んでまいります。
■ 持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals
2015年9月、国連サミットで「持続可能な開発目標(SDGs)」が全会一致で採択されました。2030年までに達成するべく、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動等に関する17のゴールが宣言されています。
■ 弊社の取り組みとSDGs
私たちが行う設計業務は、経済・社会・環境・文化と密接に関わり、暮らしの安心・安全、地域の活性化と深く結びつく仕事ととなります。そうした設計活動が社会にもたらす多様性や豊饒性は、少なからずSDGsの理念に紐づきます。今後も改めて17のゴールを意識しながら、その実現を目指します。
■ 設計活動から広がる取り組み
できることからコツコツと。直近の社会課題を解決すべく、福祉の分野を中心に多くの皆様とつながりながら、設計活動を続けてまいりました。特に保育園設計では、どの子も平等に遊びを通して「心身の健康と人間力」を育み、既存の環境の良さを活かしながら「自然との共生」を意識した空間づくりに努めています。
■やさしい建築「木・育mokuiku 」プロジェクト
建築は「人と自然をつなぐもの」。子どものための空間にこそ木の温もりが必要と考え、また環境への配慮として、木造・木質化も推進しています。沖縄県が掲げる「木材の利用に関する方針」にある木材を活用した公共建築物の整備による沖縄らしいまちなみ景観の形成、伝統的建築技術の伝承、木材利用を通じた循環型社会の実現へ向けて積極的にその利用に努めていきたいと思います。
■包み支え合う「ごちゃまぜ福祉」プロジェクト
だれもが差別なく地域と関わり合いながら活躍できる「ごちゃまぜ福祉」の施設づくりを推進しています。私たちはその環境づくりを広げる社会福祉法人 佛子園理事長・雄谷良成氏よりご教授いただき、県内の設計事務所ではいち早く沖縄型ごちゃまぜ施設を研鑽・モデル化し、その実現へ向け励んでいます。沖縄社会が抱える課題解決の一助となる施設設計の相談・ご依頼を受け付けています。
経済活動を支える多様な施設設計において、地域資源となる自然や歴史・文化を活かしながら、人と自然、人と人の交流を促し、地域コミュニティを醸成する豊かな空間づくりに努めています。「出会い、はじまり」から多様な人とのかかわりや新しいプロジェクトが生まれ、まちが活性化するように。また、だれもが快適で使いやすく、歩いて涼しく、癒されるグランドレベルデザインを目指します。
渡久山設計は、創業当初から「自然との共生」を意識したプランニングに努め、2021年4月30日に本社オフィスビルは、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)でZEB Readyの認証を取得しました。太陽光発電などの創エネ無しで一次エネルギー消費量を52%削減しています。お客様に省エネの建物を提案する上で、先ずは自社が省エネ建物であることを証明し、省エネに対する思いと技術に対する信頼をお伝えできればと思います。これからも自信を持って省エネ建築物を提案・設計いたします。
■ 国内外の先進事例を学ぶ視察費や研修費を支援し、社員の技術向上やヒューマンスキルの向上をサポートしています。
■ 社員が視野を広げ成長していけるよう人材への投資を経営方針の一つに掲げています。